「宇宙の果て」
宇宙の果ては、一体どうなっているのだろう?
世界中の天文学者、及び、それを志す人、ましてや、一般市民、子供でさえ抱く疑問だろう。
一説では百数十億年以上も前という途方もない昔に「ビッグバン」という大爆発が起き、それによって宇宙が出来たという。
いわゆる、物理学者ジョージ・ガモフが唱えた、宇宙は一つの火の玉として生まれ、その後、膨張を続けているという「ビッグバン理論」というやつだ。
そのビッグバン理論の前は「一般相対性理論」を発表したアインシュタインが宇宙は永久不変であると信じ、一般相対性理論の方程式をそのまま宇宙に当てはめると宇宙は収縮していってしまうことに気がつき、「宇宙項」というものを方程式に付け加えた、宇宙静止の理論があった。
しかし、1929年、アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルの観測結果から、アインシュタインは「宇宙項」を付け加えたことを「生涯で最大の過ち」と嘆いた。
その観測とはアンドロメダ星雲を観測し、それが銀河系の外にある、まったく別の銀河であることを突き止めた。さらに、次々と新しい銀河を見つけ出し、その多くが、地球から猛スピードで遠ざかっていることを発見した、という観測。さらに、遠くの銀河は、どの方向にあるものも、すべて地球から遠ざかっていた。このことにより、ハッブルは、宇宙は膨張していると結論付けた。
という難しい話は置いといて、もし本当に膨張しているとしたら、その膨張している先端が、たぶんそれが宇宙の果てなんだろう。
でも、その膨張している先はどうなってるのだろう?無の世界か?それとも、更に違う宇宙があるのか?
そもそも、ビッグバンが起こる以前はどうなっていたかも気になる。真空の世界だったのか、それとも無の世界だったのか?それに、我々の住んでいるのは3次元だが、それ以前は何次元だったのか?4次元空間だったのか?ひょっとしたら次元とか真空とかいう言葉では説明も出来ない、人間には理解できない世界だったのかもしれない。
ものすごく極端な話だが、何者かの手によって我々の住む宇宙は作られたのかもしれない。例えば、ドラえもんが持っていそうな「宇宙制作キット」のようなもので作られて、その中で星が飼われているとかも考えられる。笑い話ではない。宇宙は不可解なことだらけなのだから。
話は戻るが、ビッグバンが本当とだとしたら、宇宙の果てはものすごく熱いと思う。いや、熱いというか、まずそこまで行くのは当分は不可能だろう。それは、宇宙は光より早いスピードで膨張したらしいから。地球上で光より早く飛べる乗り物はないし、現在構想中の水素を使った出力の未来の乗り物は光に近いくらいの早さで飛べるらしいけど、それでは宇宙の膨張には追いつけない。もし仮に、昔見たアニメの「宇宙戦艦ヤマト」のように「ワープ」なんかが使えるようになったら可能かもしれない。
いずれにしても、やっぱり人類の永遠の謎なんだろうか。遠い将来、何百年、何千年後かの地球人が光速より早い、ワープ装置もついてる宇宙船を開発し、宇宙の果てを探検しに出かけるかもしれない。そして、膨張の先へ突き抜けてほしい。
ある時僕は考えた。
やっぱり宇宙は永久不変であると。
地球から飛び立って、ずーっと直進で宇宙を行くと、地球の飛び立った場所の裏側にたどり着く。北極から飛び立てば南極にたどり着く。どこから飛び立っても、まっすぐ行けば結局そこに戻って来るというもの。無限地獄というやつ。
でもそれは、この世には時間という概念が存在し、偉い学者さんの研究により、宇宙は永久不変ではないということが明らかになっているので、僕の考えは間違いなんだろう。
でもその方が、宇宙の果てはどうなってるんだろう?と自分で想像する方が楽しいと思う。
「宇宙の果て」というのは、永遠に謎の方がいいのかもしれない。
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